データベースの マウント/ディスマウント をコマンドから実行するには、%SYSネームスペースにある、SYS.Database クラスを使用します。
実行手順は以下の通りです。
1) データベースのインスタンスをオープンする
%OpenId() メソッドを実行します。
メソッドの引数には、データベースディレクトリを二重引用符で括り、指定します。
2) Mount()/Dismount() メソッドを実行する
1)でオープンしたインスタンスに対して、マウント:Mount()、ディスマウント:Dismount() メソッドを実行します。
メソッド実行後、ステータスが返ります。(1は成功、それ以外は失敗)
メモ: 失敗のステータスが戻る場合は、以下メソッドを使用して、失敗の原因を確認してください。
do $system.OBJ.DisplayError(<ステータスが入った変数>)
コマンド実行例は、以下の通りです。(%SYSネームスペースに移動後、実行してください。)
★ディスマウント
または
★マウント
// データベースのインスタンスを データベースディレクトリを指定してオープン
set db=##Class(SYS.Database).%OpenId("c:\intersystems\cache\mgr\samples")
//マウント
set result=db.Mount() // ※成功したら1、失敗で0
//マウントの確認
set mounted=db.Mounted // ※マウントの場合1、ディスマウントの場合0
または