次のような cache.service ファイルを systemd/system 以下におき、systemctl enable cache.service コマンドでサービス登録を行います。
/usr/lib/systemd/system/cache.service
[Unit]
Description=Intersystems Cache
[Service]
Type=forking
ExecStart=/usr/local/etc/cachesys/ccontrol start cache
ExecStop=/usr/local/etc/cachesys/ccontrol stop cache quietly
RemainAfterExit=yes
[Install]
WantedBy=multi-user.target
また、RHEL7より前のバージョンの場合は、従来の起動停止のスクリプトを/etc/rc.d/init.d に作成し chkconfig ユーティリティにて設定する方法をお使いいただけます。
詳細は添付の資料をご確認ください。
設定手順をその資料のreadmeに記載しています。
【注記】
OSシャットダウン時には明示的なInterSystems製品の停止を推奨しております。
OSシャットダウン時にInterSystems製品がそれを検出できた場合、messages.log/cconsole.log に次のように記録して緊急シャットダウンを試みます。
Caché - Performing emergency Cache shutdown due to Operating System shutdown
IRIS - Operating System shutdown! InterSystems IRIS performing fast shutdown.
次回起動時には以下のようなエラーが記録されます。
Previous system shutdown was abnormal, system forced down or crashed
もし、この緊急シャットダウンが完了する前にOSのシャットダウンが進行してしまうと、緊急シャットダウンが間に合わず、データベースファイルへの書き込みやトランザクションのロールバックが正常に行われない場合もあります。
もちろん、次回開始時にWIJおよびジャーナルファイルを使用した回復は行われますが、極力そのような状況にならないように明示的なシャットダウンを行うのが安全です。