バージョン5.1以降では、以下の様な方法で、グローバルのインポート/エクスポート処理をプログラムに組み込むことができます。
1. グローバルエクスポート方法
1.1 XML形式でのエクスポート
グローバルをXML形式のファイルにエクスポートする場合、$system.OBJ.Export() を使用します。
1.1.1. 指定したグローバルをエクスポートする場合
エクスポート対象グローバルを グローバル名.gbl で指定します(先頭の ^ は不要)。
例:
結果については、errors に格納されます。$system.OBJ.Export() の詳細はクラスリファレンス %SYSTEM.OBJ を参照してください。
1.1.2. ネームスペース内の全グローバルをエクスポートする場合
%SYS.GlobalQueryクラスでグローバル一覧を取得し、それを $system.OBJ.Export() に渡してエクスポートを実行します
例:
(ここでは簡略化のためエラーチェックは省略しています)
1.2. ブロック形式でのエクスポート(%GOFユーティリティと同等)
ブロック形式でグローバルをエクスポートするには、クラス %Library.Global のメソッドExport() を使用します。
エクスポート対象グローバルは、1.1.1と同じ形式で指定します。
各引数の詳細はクラスリファレンスを参照してください。
例:
2. グローバルインポート方法
2.1 XML形式ファイルのインポート
2.1.1 ファイルに含まれる全グローバルをインポートする
XMLファイルに含まれる全グローバルをインポートするには $system.OBJ.Load() を使用します。
例:
2.1.2 ファイルに含まれるグローバルのうち一部のみをインポートする
XMLファイルに含まれる一部のグローバルのみ選択してインポートする場合、一旦$system.OBJ.Load() で 第5引数の listonly を 1 に設定してXMLファイルを読み込み、第4引数(出力引数)で得られたリストからインポート対象を選択して第6引数で指定します。
例:
2.2 ブロック形式でのインポート(%GIFユーティリティと同等)
ブロック形式でエクスポートされたグローバルをインポートするには、$system.OBJ.Load() またはクラス %Library.Global の Import() メソッドを使用します。
ファイル中の特定のグローバルのみインポートする場合は、2.1.2と同じ方法が使用できます。
例1:
例2: