Windows2003 の Microsoft IIS6 では動的なウェブページを生成するアプリケーション(CSPもこれに該当します)に対して設定が必要となります。
これはセキュリティ上の理由から、既定ではすべてのISAPI拡張が禁止されているためです。
ウェブサーバとCachéサーバとの通信を行うCSPゲートウェイではこのISAPIインターフェースを使用しています。
以下ではIIS6でCSPアプリケーションを動作させるために最低限必要なISAPIの使用許可を行う手順を示します。
この手順を実施してもCSP以外の認可されていないISAPIアプリケーションに実行許可が付与されることはありません。
IIS(インターネットインフォメーションサービス)のインストール済み環境にCachéをインストールした場合、CSPアプリケーションの実行に必要な設定は自動で行われます。
Cachéインストール後に以下の手順に従いCSPゲートウェイに対してISAPI拡張の実行を許可することでCSPアプリケーションがIIS上で動作するようになります。
以上で必要な作業は完了です。
以後は、http://localhost/csp/bin/cspmssys.dllへアクセスすることでCSPゲートウェイの管理画面にアクセスできるようになります。
IISのインストール前にCachéをインストールしていた場合は、CSPの動作に必要な設定がIIS上に行われません。
この場合Cachéを再インストール(上書きインストール)することで必要な設定を自動的に行わせることができます。
(ただしこの場合でも上記作業は別途必要となります。)