ccontrol コマンドを使用することで可能です。
ccontrol コマンド(ccontrol.exe)は、\bin にインストールされています。
書式:
ccontrol run インスタンス名 tag^routine([parameter-list]) ネームスペース名
ccontrol run インスタンス名 ##CLASS(package.class).method([parameter-list]) ネームスペース名
インスタンス名は、管理ポータル(システム管理ポータル)の右上にある [インスタンス:] に表示されている文字列です。
実行する環境に応じて一部の文字 ^ や " をエスケープする必要があります。
Windowsの場合は、以下のようなエスケープが必要となります。
例: USERネームスペースで do info^test(123,"abc") を実行します。
c:\intersystems\cache\bin\ccontrol run cache info^^test(123,\"abc\") USER
例: USERネームスペースで do ##class(Test.Class1).test(123,"abc") を実行します。
c:\intersystems\cache\bin\ccontrol run cache ##class(Test.Class1).test(123,\"abc\") USER
【注意】
ccontrol run 等でCachéルーチンやクラスメソッドが呼び出せないときは、%Service_Consoleサービスの認証設定をご確認ください。
ccontrolコマンドを使用する場合、認証方法を指定することができないため、ログインユーザをあらかじめ必ず指定しておく必要があります。
※管理ポータル:[システム管理] > [セキュリティ] > [サービス] より、%Service_Console サービス の認証方法で指定
例えば、
「認証なし」:UnknownUserでログイン
または
「オペレーティングシステム認証」:OSログインユーザでログイン
のどちらかにチェックを入れる必要があります。
※オペレーティングシステム認証(OS認証)について
オペレーティングシステム(OS)のログインユーザでCache'にログインします。
こちらの認証を使用する場合、OSログインユーザと同一ユーザをCachéに作成する必要があります。
ユーザ名のみ同一のユーザを作成してください。パスワードは異なっても構いません。詳細は以下ドキュメントをご参照ください。
オペレーティング・システム・ベースの認証構成について