以下のような情報収集ツールがあります。
1) 性能評価の為のツールは以下のものがあります。
GLOSTAT - グローバルアクセスのカウンター情報
mgstat - グローバルアクセスのカウンター情報を連続してファイルに記録する
JOBEXAM - 問題のあるプロセスをモニターする
Buttons - Cacheの内部情報の収集
PERFMON - グローバル、ルーチン、プロセス毎のグローバルアクセスカウンタ情報
PROFILE - アプリケーションのルーチンおよびクラスのパフォーマンス解析(ルーチン単位に消費CPU、グローバル参照など取得可能)
%SYS.MONLBL - 特定のルーチンを行単位でパフォーマンス解析(処理時間など行単位に計測)
詳細は以下のドキュメントをご参照下さい。
^GLOSTAT を使用したグローバル動作の統計収集について【IRIS】
^GLOSTAT を使用したグローバル動作の統計収集について
^PERFMON を使用したシステム・パフォーマンスの監視について【IRIS】
^PERFMON を使用したシステム・パフォーマンスの監視について
^PROFILE を使用したルーチン・パフォーマンスの監視について【IRIS】
^PROFILE を使用したルーチン・パフォーマンスの監視について
※PROFILEは、Caché2009.1で追加されたシステムルーチンです。
^%SYS.MONLBL を使用したルーチン・パフォーマンスの検証について【IRIS】
^%SYS.MONLBL を使用したルーチン・パフォーマンスの検証について
^mgstat を使用したパフォーマンスの監視について【IRIS】
^mgstat を使用したパフォーマンスの監視について
2) Windowsのパフォーマンスモニター
インターシステムズのユーティリティでありませんが、CPU、メモリ、ディスクI/O のどれがパーフォマンスのボトルネックになっているのかを特定する為に使用します。
使用方法はWindowsPerfMon.txt をご参照ください。
まずは、パフォーマンス低下時に1) の mgstat と 2) の情報収集を行います。
1) の mgstat により、データベースに対するアクセス量が取得でき、
2) により、パフォーマンス低下時、コンピュータのどの資源が不足しているかの判別の材料になります。
さらに必要であれば、1) のPERFMONの情報収集を行い 、これによりアクセスの多いグローバル、ルーチンの情報が取得できます。
特定のルーチンに対するパフォーマンス解析では、以下2つのルーチンを利用します。
ルーチンのCPU使用率、グローバル参照数、処理時間など計測する場合は PROFILE
行単位でパフォーマンス解析(処理時間の計測など)を行う場合は %SYS.MONLBL
ご利用状況に合わせて、ご使用ください。