これは、マシン名の変更後にCachéを停止せずにOSを再起動した場合に発生します。
この場合、 \mgr \cache.idsファイルを削除することでCachéが開始できるようになります。
cache.ids には、起動したノード名や共有メモリの情報(共有メモリID)が格納されています。
cache.ids は、Caché 開始時に作成され、Caché 停止時(control stop または control force を実施した場合)に削除されます。
Cachéを停止せずにOSを停止(再起動)した場合、Cachéの開始情報が含まれる cache.ids が残ったままとなることがあります。
Caché は次回開始時に cache.ids を確認するのですが、マシン名が変更されていると、起動しているノード名の情報が cache.ids の内容と異なる為、Caché は正常に起動しません。
マシン名を変更後にOSを停止(再起動)する際には、必ず事前にCachéを停止するようにしてください。
※予期せぬ問題を防ぐためにも、OS停止時には事前にCachéを停止することが理想的です。
※こちらのトピック内容は、Ensembleの場合にも当てはまります。