2014.1よりWindows 64ビット OS上でもActivate機能がサポートされるようになりました。
但し、Windows 64ビット OS上でこのActivate機能を使って32ビットのActiveXオブジェクトを利用することはできません。
Windows 64ビット OS上でActivate機能を利用するためには64ビット化されたActiveXオブジェクトが必要です。
現状64ビット対応したActiveXオブジェクトは非常に数が限られています。
代表的なものとしてMicrosoft Office 2013の64ビット版で、ExcelなどのActiveXオブジェクトに対してActivate機能をWindows64ビットOS上で利用可能なことが確認されています。
Microsoft Office 2010にも64ビット版が存在しますが、このバージョンに対してWindows64ビットOS上でActivate機能が動作するかどうかは確認が取れていません。
Caché Activate機能は、現在ではMicrosoft社も使用を推奨していない古い技術であるActiveXに依存していますので、新規開発に使用することは推奨されません。
以下代替策を使用することを推奨いたします。
1は、Microsoft社もOffice製品を外部から制御する方法として、これを推奨しています。
2は、Caché データベースのデータから Excel スプレッドシートを生成することができます。
3は、Excelへアクセスするための.Netアセンブリを作成していただき、その .NET アセンブリを呼び出す形になります。
(個別の外部プログラム、Excel等に特化したサンプルは用意しておりません)
.Netゲートウェイの詳細は、以下のドキュメントをご参照ください。
Caché .NET ゲートウェイの使用法について