昨今ITは最早企業や事業体の戦略そのものといっても良い状態です。
ITを戦略的に活用するために必要な要素として変化への迅速な対応があります。
変化への迅速な対応のためには、瞬間瞬間に発生するデータを瞬時に取り込み適切に処理し、ビジネスに関わる様々な人々、組織の間で共有されなければなりません。
そして共有されたデータの意味を深く、素早く理解し、適切な判断に基づく行動もしくはシステムへの適切なフィードバックを導いていかなければなりません。
このようなことを実現するためには、従来のように業務システムと情報系システムを分けて構築し、相互でデータを交換するという手法では到底変化のスピードに追従できません。
そして、こういうシステムを実現するためには、従来にはないシステム開発プラットフォームが必要になります。
インターシステムズではそれを戦略的インフォマティクスプラットフォームと呼んでおり、従来の手法である必要に応じて場当たり的にシステムをつなぎ合わせて相互運用性を実現していくという考え方との対比としてストラティジック(戦略的)という表現を使っています。
つまり、システムをつなぐという手段にフォーカスするのではなく、何故繋ぐのかという目的にフォーカスする考え方です。
関連情報として現在ファイナンシャルマーケットで求められるデータ管理ニーズに関する以下のドキュメントがあります。
CACHÉ ~金融サービスにおけるデータ管理 ~