各タイムアウト値の意味について以下に説明します。
(1) [サーバ応答タイムアウト]
この設定時間内に、IRIS/Cachéでの処理(ルーチンやクエリの実行)が終わらない場合は、ブラウザ側にエラーを返します。
例) この値が60秒の時に、ルーチン実行に90秒かかる場合にはエラーになります。
(2) [キューイングされたリクエストのタイムアウト]
CSPで設定するIRIS/Cachéサーバごとに、CSPを同時実行できるプロセス数を制限できます。
たとえば、サーバ接続最大数=3の場合、表示に数十秒かかるページを複数同時に要求した場合、4つ目以降のリクエストは、Web/CSPゲートウェイ上で「キュー」に入り待ち状態になります。
このキューで待つ最大時間が(2)のタイムアウトになります。
(3) [非活動タイムアウト]
CSPでは、IRIS/Cachéサーバ上に待ち受けプロセスが複数できます。
そして「サーバ接続最大数」まで待ち受けプロセスが出来る可能性があります。
その各プロセスが、次の要求が来るまで待機する時間がこのタイムアウト値になります。
タイムアウト後、プロセスは自動的に消滅します。
(これらのプロセスはライセンスを消費しません)
詳細は下記ドキュメントページをご参照ください。
InterSystems IRISへの接続【IRIS】
Cachéへの接続