iris コマンドを使用して、InterSystems IRIS のインスタンスを制御できます。
iris コマンドは多くの機能をサポートします。以下の構文を使用します。
irisコマンドの詳細は下記ドキュメントをご参照ください。
InterSystems IRIS インスタンスの制御
このirisコマンドのrunw というファンクションを使用して、同期実行や戻り値を取得することができます。
コマンド実行例は以下の通りです。
バッチスクリプトへの戻り値の指定は、ルーチンやメソッド終了時に指定する QUIT や RETURN コマンドに引数を指定する方法ではなく、IRIS 内の処理終了時に %SYSTEM.Process クラスの Terminate() メソッドを使用して errorlevel 変数に値を返す方法を使用します。
値は、0~255 を指定できます。
ルーチンサンプルは以下の通りです。
クラスメソッドサンプルは以下の通りです。
上記ルーチンとクラスメソッドを起動するバッチスクリプト例は以下の通りです。
※インスタンス名=IRIS1
※irisコマンド実行時のユーザー認証について
irisコマンドを使用する際には、通常のパスワードによるユーザー認証ができません。
その代替として、OS認証によるユーザ認証は可能です。
詳細は、関連トピックをご確認ください。